1.5号のレベルラインを使ってみて気づいたメリット・デメリット

こんにちは、テンカラ界のジェイソン・ステイサムこと、ほくと(@hokuhokuto1)です。

皆さんは、レベルラインの太さで釣果が変わるということをご存知でしょうか?
私はテンカラをはじめた当初は、4.0号のレベルラインを使用していましたが、現在は1.5号のレベルラインを使用することもしばしばあります。

レベルラインを細くすることで、いままで掛けれなかった魚を掛けることもできるようになり、今では太いラインというのは長い仕掛けでしか使わなくなりました。
私は、釣果アップのためにレベルラインを少しづつ細くしていくことをおすすめしています

今回は、1.5号のレベルラインのメリット・デメリットや、仕掛け、キャスティングなどついて詳しく解説していきます。

使用しているライン

使用しているのはイカ釣りのヤエンに使う「与一・ウルトラサイト」

1.5号のレベルラインは、テンカラ専用としているものでは販売されていません。
そのため、イカ釣りヤエン用のラインの「与一・ウルトラサイト」テンカラに流用して使っています。

蛍光オレンジで見やすく、フロロカーボン素材のなのでテンカラのラインとして非常にマッチしています。
1.0号から2.0号まで0.25号刻みでラインナップされているので、状況に合わせて微調整も可能です。
既存のテンカラレベルラインでは重いと感じるようになったら、この「与一・ウルトラサイト」を使ってみることをおすすめします。

150m巻でとっても経済的ですよ。

 

使用している仕掛け

基本的には

・竿:4.0m
・レベルライン: 1.5号 3.6m
・ハリス: 1.2号 60cm
・毛鉤:#8(キジ毛鉤)

で使用しています。

レベルラインの長さは、ハリスとレベルラインを足して竿と同じ長さになるようにするのがベストです。
この仕掛けが最もバランスがよく、安定したキャスティングと毛鉤のコントロールができます。
これ以上ラインが長いと1.5号のレベルラインのキャスティングは難しいものとなります。

「ハリス1.2号って太くない?」って思われる方も多いと思いますが、私はキャスタビリティを重視して今はこれがいいと考えています。(これからまた変わるかも)
ハリスが太いとこのようなメリットがあり気に入っています。

・キャスティング時の力を伝達しやすく毛鉤がキャスト中に失速しにくい
・アワセもハリス切れを恐れずにバシッとできる
・こまめなハリスチェックが不要

これらの点は、めんどくさがり屋でズボラな私にはピッタリ。
私は、ハリスは1.0〜1.2号が好みです。0.8号以下は気を使ってめんどくさいので嫌いです。

ハリスが太いと魚が流れに違和感を覚えて食わないという方もいます。
ですが、そもそもハリスの影響程度で違和感を覚えるのであれば、レベルラインの重さによるオツリ(ラインの自重で毛鉤が手前に引っぱられること)で毛鉤が引っ張られることのほうが違和感あるんじゃないの?と思ってしまいます。
実際、スレまくっているC&R区間の魚でも、ハリス1.2号で普通に釣れているし。

毛鉤は、見えやすくて水をしっかり咥えてくれるキジの毛鉤#8を使用しています。
毛鉤に関しては↓の記事で解説しています。

関連記事

どうも、テンカラ界の高田純次、ほくと(@hokuhokuto1)です。 伝統的なキジの逆さ毛鉤で渓魚を釣ってみたいとは思いませんか? 現代的なフライフィッシングの毛鉤もいいですが、伝統的な毛鉤をつかったテンカラも趣があって最高です。[…]

少し話が脇道にそれましたが、1.5号のレベルライン話に戻ります。

1.5号のレベルラインのメリット・デメリット

1.5号を実際に使ってみて感じたメリット・デメリットについて解説していきます。

その前に少しだけ1.5号のキャスティングについて触れておきます。
1.5号を使い始めた当初は、キャスティングが非常に難しいと感じていました。

しかし、しばらく使ってみるとキャスティングは4.0mくらいの仕掛けであれば全く問題がないということがわかりました。
多少の向かい風であっても問題なくキャスティングできますし、練習次第でなんとかなりました。
ですので、キャスティングが難しいというのは練習してしまえばデメリットから外れます

では、メリット・デメリットについて解説していきます。

メリット

オツリがほぼない

1.5号のラインは自重が軽いため、毛鉤を流していても手前にほとんど引っぱられることがありません。
そのため、キャストした位置からそのまま流れに上手く乗せて、自然に毛鉤を流すことが出来ます。

例えば、手前に早い流れがあって、その奥に反転流などがある場合に、太いレベルラインだとオツリで手前の流れに引き込まれてしまいますが、細いレベルラインだとオツリが少ないため、手前の早い流れに影響されずに毛鉤をポイントへとどまらせることが可能です。

2.0号以下のラインに慣れると、4.0号くらいのラインを使ったときにオツリが強すぎて狙ったラインを流せず、やきもきすることがよくあります。
1.5号は軽くて毛鉤を自然に流すのに最適で、1.5号のレベルラインを使うことで得られるメリットで、最も重要な内容となっています。

毛鉤をふわっと落とせる

1.5号は軽いので、いくら早く竿を振っても毛鉤はふわっと落ちます。
「ピシャッ」というような毛鉤の落ち方に警戒心を抱いている魚でも、1.5号のレベルラインを使ったキャスティングなら違和感を与えず済みます。

ラインの影ができにくい

日差しが強い日に、透明度が高い川で釣りをしていると、レベルラインの影を見ただけで逃げていく魚もいます。
しかし、1.5号は細くて視認性が悪いので影ができにくく、魚に警戒されにくいです。

デメリット

ラインにクセが付きやすい

1.5号のような細いラインの場合は、太いラインに比べて取れにくいクセが付きやすく、ラインの消耗サイクルが早いです。
私は、一般的な3〜4号のレベルラインは1シーズンつかえるようなことも珍しくありませんが、1.5号の場合は4〜5回程度の釣行に1回は交換したほうがいいくらい痛みが早い。

クモの巣を切りにくい

1.5号のレベルラインは、ラインの自重が軽いため、蜘蛛の巣を少しずつしか取り除くことができません。
ですので、蜘蛛の巣が何重にも張り巡らされている場合は、相当回数竿を振らなければならず面倒です。

夕マヅメに見えにくい

1.5号のレベルラインは、細く見づらいため、夕方にラインが見えなくなるのが早いです。
もっとも良いラインが見えるか見えないかの時間帯に、ラインが見えなくなってしまうのでアタリを竿で聞いたり、キャスティングの着水点を勘で補うなどのひと工夫が必要です。

↓1.5号で掛けたイワナちゃん

1.5号のレベルラインのキャスティングについて

1.5号のレベルラインのキャスティングでは、竿にスピードが必要です。
しかし、竿を持つ手に不要な力が掛かっているとうまく毛鉤が飛んでくれません。

ですので、いきなり1.5号のレベルラインをキャスティングしようとしても、飛ばないから力を入れてキャスティングしてしまうというということが考えられ、キャスティングに良くないクセがついてしまいます。

まずは、2.5号や2.0号くらいからはじめてみて、竿のしなりや、レベルラインのハリを活かせるキャスティングフォームとタイミングを理解することをおすすめします。
無駄な力が全く入っていないキャスティングができるようになると、びっくりするほど毛鉤が飛ぶようになってくれますよ。

↓キャスティングの基本について解説した記事はこちら

関連記事

どうも、テンカラ界の黒船こと、ほくと(@hokuhokuto1)です。 テンカラのキャスティングって、うまくやれば毛鉤だけ着水させられるって知ってましたか? いくらキャスティングしても、ラインが先に着水しちゃって、いつもアマゴやイワ[…]

使いこなすには練習しかない

キャスティングはテンカラにおいて最も大事な要素ですし、軽いラインを投げられるようになると、いままでは毛鉤をとどまらせることができなかった流れに毛鉤を流すことができるようになります。
対岸の反転流をいつまでグルグルと回ってくれたり、対岸の岩の影に0.5秒程度しか留まってくれなかったのが、1秒程度留まってくれたりと、ほんの0.5秒ほどの時間の差ですが大きな釣果の差を得ることが可能です。
試しに細いラインを使ってみて、そのオツリの少なさを一度体感してみてもらえれば幸い。

キャスティングができなければ、練習してみてくださいね。
私もしょっちゅう練習していますよ。

 

最新情報をチェックしよう!