こんにちは、テンカラ界のピエルルイジ・コッリーナこと、ほくと(@hokuhokuto1)です。
6/28~6/30まで岐阜県の石徹白川に行ってきました。
6/29には、私の師匠(テンカラの鬼・榊原正巳)と地元の方々向けのテンカラ教室を行い、まさにテンカラづくしの4日間。
そんな、3日間の2日目の後編です。
↓前編はこちら
こんにちは、テンカラ界のピエルルイジ・コッリーナこと、ほくと(@hokuhokuto1)です。 6/28~6/30に、岐阜県の石徹白川に行ってきました。 6/29には、私の師匠(テンカラの鬼・榊原正巳)と地元の方々向けのテンカラ教室[…]
6/29・石徹白テンカラ教室スタート
石徹白でのテンカラ教室は、小雨の中スタートしました。
レインウェアを着れば全く問題ない程度の雨。
参加者は3人で、注目すべきは小学1年生のげんちゃんだ。
げんちゃんは、エサ釣りやフライフィッシング、ルアーなど色々経験している。
小学1年生なのに素晴らしい経験値。
げんちゃん以外は全く釣り経験がない方ばかり。
げんちゃんは師匠が説明している間も我慢できずに竿を出す。
キャスティングはとてもうまく、2mくらいの万能竿でしっかり毛鉤を飛ばす。
でも、峠川で長靴に2mの竿だとちょっと飛距離が足りないかなぁ。
だから、おんぶして石の上まで移動。
小学1年生をおんぶしながら渓流を歩くのはとてもむずかしいし、体力がいる。小学1年生の平均体重は23~25kgぐらいらしい。そりゃ重いはずだ。
師匠は、他の方にテンカラの指導をして、私はげんちゃん専属で指導。
堰堤の魚道なら距離は近いし、釣れる可能性が高いかなと思って連れて行く。
流石に自撮りをする余裕はなかった。
やっぱり、子供をおぶって川を歩くのは大変で、バランスをとるのが辛いし足をあげるのが本当に大変だ。
堰堤の魚道でいい型のイワナを見つけたけど、竿を振るとすぐに逃げられてしまった。
げんちゃんはそれからは堰堤の虜になってしまった。
移動しても「ねぇ、あのダンダンダンのところに戻ろうよ」といって聞かないし、超かわいい。
石化けの術まで身につけている。
ですが、その後も全然反応は無く、午前中の釣行が終わってしまった。
この日は、私が本気でやってもちょっと厳しいかなーと思う状況だったし仕方ない。
師匠も首をかしげるほどの活性だった。
でも、げんちゃんはこんな釣果では満足するわけない。
昼から師匠と3人でリベンジが決まった。
6/29石徹白川本流・げんちゃんリベンジ
霧が立ち込めるなか、師匠が付きっきりでテンカラを教える。
本流でイワナに接近戦を挑みます。
私は、げんちゃんの専属カメラマンだ。
しばらく続けたけど反応がないため、堰堤へと場所を変える。
昨日の夕方に私が沢山釣った場所だ。
師匠もげんちゃんをおんぶして移動。
一級ポイントに毛鉤を流し込める位置どりだ。
師匠の3mの竿を使って、げんちゃんが竿をふると、毛鉤が岩の下にスーッと消えていく。
げんちゃん待望のヒットだ!
守りたい、この笑顔。
テンカラではじめて魚を釣ったげんちゃんは、とても満足げな顔をしていた。
師匠も私も自分のことのより嬉しかったと、2人で話しました。
お父さんとお母さんに自慢できるね。
「今日はとっても楽しかったなぁ、ほんとに楽しかった」と、帰りの車で言ってくれて、本当に良かった。
教えることの楽しさを再実感した日でした。
こうして石徹白でのテンカラ教室は幕を閉じました。
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